高校球児や、マネージャーの方はご存知だと思うのですが、
野球の試合はスコアシートというものに記入することで、
経過を書き記す事ができます。

今の時代、どんなにコンピューターが進化し続けても、
人工知能が学習し続けても、
これは人の手でなければ記入できないのではないかと、
私は思っています。

私は、野球観戦は、この会社に入る前から好きでしたが、
「スコアシート」なるものの存在すら知りませんでした。
仕事柄、覚えてみたわけですが、
記入できるようになると、案外面白いものですね。
1球ごとに、ボール、ストライクを記入したことは無く、
あくまでも、バッターの1打席の結果を記入するにとどまっているわけですが、
それでも、BCLの公式のスコアシートを読み解くのは何とかできるようになりました。

余談ですが、
野茂英雄投手がドジャーズで大活躍した時、
『ドクターK』
と呼ばれていたのを覚えていらっしゃるでしょうか。
スタンドでは、
『K』の文字を掲げてのファンの応援の様子や、
たくさんの『K』を並べている様子を、
テレビ中継されていたのを今でも覚えています。
スコアシートには、三振は『K』と記入します。
英語で三振は Struck out なのでなぜKと記入するのかは、
諸説あってめんどくさいので、ここでは置いときますが・・・。

そう、三振のKはドクターKと呼ばれるようになった由縁なんです。
ということは、私もスコアをつけるようになって気が付きました。

スコアを読み解くと、
このタイムリーが勝ちにつながったなぁ、とか、
ここファインプレーが流れを呼込んだなぁ、とか、
この代打タイムリー、よかったなぁ、とか、
いろいろわかるわけです。

これを、記入できる出来るようになるためのセミナーを開催しました。
講師はBCリーグの元田記録長です。
少年野球のチームのために記入できるようになりたい方、
ちょっと専門的に教えてほしい方、
レベルは様々でしたが、
信濃グランセローズの試合を見ながら指導しました。

専門的に書こうとしなくても、
あの時、ヒットだったのか、エラーだったのか、、
くらいがわかればいい程度の記入の仕方で十分だと考えれば、
あとは、野球のルールさえわかれば記入できるようになりますよ。
スコアブックはスポーツ用品店で売ってます。
気軽に始めてみませんか?


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